【完】プリンセス

「心菜……押し倒していいんだっけ?」

「え?! あ? だ……駄目!」


驚いて一歩下がった。

また見上げると、意地悪な笑顔で見詰められる。


「真っ赤だし」

「もうっ!」

「あーあ、また下向いた。
せっかく可愛い顔なのに~」



バカ陽呂!

なんて事をサラッて言うのよ?
恥ずかしくて顔あげれないってば!

心臓も早すぎて……爆発しちゃうよ。



「無理矢理押し倒したくなる……」

「へ?」





ドサッと、そばに敷いてある布団に押し倒された。


えぇぇぇぇっ?!



突然過ぎて軽くパニック。
待って?
まだ心の準備が……





優しく頬にキス。



一度、視線を絡め、

唇にキスをした。