内容は公望を"引き取る"か"引き取らない"か、だった。




私はすぐさま引き取るように言った。



だけど、私の脳裏に浮かんだ言葉があった。







『こんな私が公望を育てられるのか』

『公望には公実以上に酷い事をした』

『私に公望を育てる資格は・・・無い』




誰かに唆された。


私の心に。







そして、私は公望を引き取るのをやめた。