side公望,母




あの頃の私は頭がおかしかった。


アルコール依存症に陥り、
育児も碌に出来なかった。



そんなある日、

公望がお父さんを殺害した。



そして公望は少年院に引き取られた。



だけど、調査中に私がアルコール依存症だと判明され、

私は施設へ送り出された。




"このままでは虐待になり兼ねない"と。




公実は私の父と母に引き取られた。


まだ幼い公実には"ちょっとだけの辛抱"だと言った。





それから私は施設を出て、公望がその半年後に少年院を出た。






すると、関係者の様な人が家に来た。