あ、今私パジャマだし!

急がなきゃ・・・っ。




キャミソールに薄手のカーディガンを羽織って、
親にバレない様にそーっと家を出た。






─鹿目公園─




公園に着くと、まだ春瀬君は来ていない様だった。



心臓が五月蝿い。





如何しよう・・・!

なんて、何に"如何しよう"と思っているのかも分からない。





すると、


「高森・・・っ」





後ろを振り向くと
そこには春瀬君の姿。