無敵カレシ?!

「・・・ぃ・・おぃっ 起きろ」

「ん・・・」

目をうっすら開けると、そこには名前も顔も知らない男子が私の顔を覗き込んでいた。


「あっ!やっと起きたな・・。さっきは大丈夫だったか??」

「私っ??てかここ何処?」

「保健室だけど・・お前おぼえてねぇのかよっ!さっきのこと」

「ぇ?さっきのこと・・?」

なんのことかさっぱり分からない私の頭の中でハテナマークが飛び交っていた。

「だからぁ、俺が殴られそーになったとき・・お前が急に入ってきてオレの代わりに殴られたんだよ・・・」

「あっ・・!!」

思い出したぁ・・まだかすかに頬が痛い。

「もう、大丈夫なのか・・・?」

彼は、恐る恐るアタシに問いかけた。

「うんっ!へーきだよん!ありがとう。」

「よかった・・マジ焦ったぜ。俺のせいで女1人けがさせちまったら俺が退学になっちゃうよ」

苦笑いで私にそういった。

「そうだねぇ~でも退学はないんじゃない?ほらっ停学トカッ」

「お前、退学も停学もあんまりかわんねぇよっ」

そういってクシャッと笑った彼。初めてみる、彼の笑ったカオ・・・