私の声




ガラッ。


「梨沙大丈……夫」



「瑠來どうしました……か」


「二人ともどうし…た」




目の前には倒れている梨沙がいた。





福山の姿はなかった。




「梨沙を運ぶぞ」




二人に言い、梨沙を抱っこした。




軽い。




こいつ飯食ってんのか。