私の声




「そうなんだ
あ、私は遠山梨沙だよ」



「先輩ですか?」



「うん、一応ね
あ、タメでいいよ」



先輩ってちょっと恥ずかしな。



それに敬語は慣れてないしね。





「わかった」




春君は私の隣に座った。