すぐさま親と一緒に病院へと向かい…… 俺は試合を途中棄権。 挙げ句の果てに、 兄貴には「完全にお前の不注意だ」…と、咎められる始末。 踏んだり蹴ったりだった俺は…… これを機に、野球をやめてやった。 ちょうど良いきっかけだった。 プレッシャーと責任から逃れる…チャンスだった。 だから…… 野球に未練など…、ない。