As Time Goes By ~僕等のかえりみち~

追い掛けようにも……、






「……な……んで……?」





足が……動いてはくれない。





それでも………。









「………中道の……、バカヤローッ!!」





ありったけの声で……、叫ぶ。





好きなんだってば。



どうしようもないくらいに……。




そう簡単には、諦められないんだってば!!







「………も~……、やだぁ……。」






自業自得。




救いようナシ。










中道が消えたその道の先を見つめながら……、





とうとう私は……、




泣き崩れた。







中道の前では……




こんな姿は見せられなくて。




変なプライドが邪魔をして……。




芽生えた小さな恋を、守ることさえできない。





律が言うように……、宙ぶらりんで、中途半端な私に……





あの、真っ直ぐな瞳を捕らえることなんて……





できないんだ。