公演の日がきた。
龍之介にはホールへの道を教えておいた。
公演前に体ならしにストレッチをした。
最高の踊りができますように…
わたしはそう願いながら
ストレッチをした。
舞台メイクのアイラインをすっと入れたら
気持ちが引き締まった。
そこにニコラスが現れた。
もともと王子顔のニコラスがメイクをしたら
絵にでてきそうな王子様ぶりだった。
「…最高の踊りしようね」
「ユマは絶対ダイジョウブ」
ニコラスにお礼をいった。
今日までヘタなわたしをリード
してくれたこと…。
ニコラスはうんうんと頷き、
ボクこそありがとうとお礼まで言われた。
