ベッドは銀と白の薔薇で溢れていた 真っ白のベッドには雪のような透き通る肌に踝まであるアクアマリンの真っ直ぐな長髪、白いロングのドレスを着た美しい女性が目を閉じて眠っていた 「見ろよタレイア…今夜は満月が綺麗だ」 真っ暗な部屋に差し込む満月の光り ラスティはタレイアの眠るベッドに軽く腰かけた 返事はない ラスティは静かにタレイアの髪を触った 「まるで君のような光りだよ」