温かいシャワーが冷えきった蛍の体をつたっていく 時刻は夜8時 結局あの後オルガン弾きが風邪をこじらせて結婚式に来れなくなったらしく、代理で蛍が結婚式でパイプオルガンを奏でた 「ありがとう今日は素敵な曲が聞けたよ」 と教会ですれ違いざまに結婚式に招かれた方らしい20歳前半くらいの若い男の人に蛍は言われていた 素敵な曲…か 蛍はキュッとシャワーの線を閉めて脱衣所で寝間着ようのジャージに着替えた ふと、棚に置いておいた黒と白のふたつのロザリオを見て昼間のマグベイルの話しを思い出した