初恋はレンタル彼氏

「ごめん、忘れて」



玲はそう言って、私の頭をくしゃっと撫でた。






「早く飯食え。冷めるぞ」

「うん…」


食べかけの、定食に手をつける私。






“ごめん、忘れて”




忘れられるわけない。






そんなこと言われたら…

変な期待しちゃうじゃん…


もしかしたらって…

思っちゃうでしょ…












「ごちそうさまでした」


唐揚げ定食を食べ終え、ジュースをグビグビと飲む。