すると…制服のブレザーのポケットに入れていた携帯が震えた。

私は先生に見つからないように、こそこそと携帯を開く。



メールだ…

うそっ、玲から！？


携帯を開き差出人を見ると、『玲』の名前が！

私は急いでメールを開く…





【玲】
【Re:r】

副団やれよ

-END-



！！！


玲からのメールを見て、思わず玲の顔を見てしまう。



後ろから二番目の、廊下側の席の玲は…

壁にもたれ掛かりながら、私を見て「やれ」口パクで言った。




やれって言ってもさ……


私はすぐにメールの返事を打つ。

玲に自信がないことを、メールでストレートにぶつけた。

すると、すぐにメールの返事が返ってくる。




【玲】
【Re: Re】

俺と一緒なんだから大丈夫だよ。

お前が副団やらないなら、
俺も団長やらないから。

-END -