「なんか明るいね。いいなー強くて」

「強くなんかないよ~私も友達欲しいもん」

「あたしも。一緒だね」


アハハと笑い合う私たち。




「朝比奈さんもさー、みんなでお弁当一緒に食べようよ」

「あ、でも…あたしグループって怖いんだよね…」

「怖い…?」

「うん。ちょっと苦手で…」

「…そっか。じゃあ、明日私とお弁当食べようよ!」

「本当?」

「うん!朝比奈さんさえよかったら」

「いいよ、全然!」

「じゃあ、決まりね」

「うんっ」


私たちは、明日お弁当を食べる約束をした。



キーンコーン




「あ、チャイム」

「次の授業なんだっけ?」

「英語だよ」

「げげ」


私は朝比奈さんと一緒に、教室に戻った。




今思えば…


これが始まりだったのかもしれない…



この日から私の運命が変わった…