初恋はレンタル彼氏

優しいキスから一変…

玲はキスをしながら、私の口を無理矢理こじ開け

口に舌をいれてくる…



「れ、玲……んっ」


一瞬唇を離したが、玲は私の背中に手を回して、

私が離れるのを阻止する。




「んっ…は」


とろけるような口づけと…漏れる吐息…


昨日までしていたキスが、

まるで子ども同士の行為かと思うような…

そんなキスだった…



私また玲とキスしてる・・


嫌じゃない。

むしろ嬉しい…


でも、玲とキスするたび

私のあたまには愛梨が浮かぶ…




玲は愛梨とも…

こんなキスをしてるの…?



そう思うだけで、

胸が締め付けられる…


玲が私にキスしようとして、私が顔をそむけるのは…

恥ずかしいからだけの理由ではないんだ。