初恋はレンタル彼氏

ドアの鍵を閉める玲。



「ふふ♪面白いお姉さんと弟くんだね」


クスクスと笑う私。




「はぁ…疲れた。まあ、とりあえずこれ飲みな」

「ありがとう」


優さんが持ってきてくれた、ペットボトルのジュースを私に差し出す玲。

私は玲からペットボトルのを受け取り、一口飲んだ。






「お母さんは?今日はいないの?」


今の次点では、どこにも見あたらなかったけど…




「ああ…うち両親二人とも、海外で仕事してるから、普段家にいないんだ」

「あ、そうなの?」


それは初耳だ!




「夏と年末しか帰って来ないから…滅多に家にいない」

「へえ…じゃあ、さみしいね」

「さみしくなんかねえよ。親いない方が気楽でいい。」

「そお?」

「うん。姉貴と弟がいるだけでうざいのに、おまけに親までいられたら、俺は家出する」

「アハハ」


確かにあんな姉弟がいたら、さみしくなんかないよね。

こうゆう時、キョウダイがいる人が羨ましいと思う。