初恋はレンタル彼氏

痛っ


今度は、頭になにかを当てられた。


私のすぐそばの床には、消ゴムが落ちている。

多分これを投げられたんだ。


投げられた方向にはもちろん、私を見てにやにやと笑っている愛梨がいた。

私は愛梨を無視して、トイレに行こうと席を立った。




「みんな~注目~」