初恋はレンタル彼氏

「明日は学校来んの?」

「うん…明日は行くつもり」


もう気まずくないしね。





「明日…夜どっか行かね?」

「夜?」

「あ、門限とか厳しい?」

「ううん。大丈夫だよ」

「じゃー決まり。行きたいとこ考えといて」

「私が!?」

「よろしく」


どうしよ~

そうゆうの苦手…




「俺はそろそろ帰ろうかな」




お茶を全て飲み干し、かばんを持つ玲。

そして玄関に行き靴を履く玲に、私は後ろから話しかけた…





「ねえ…」

「ん?」


おしゃれなスニーカーの、紐を結びながら返事をすり玲。




「彼女いるのにさ…レンタルとか嫌じゃないの?」

「・・・・」


ずっと気になっていたことを、思いきって聞いてみた。