初恋はレンタル彼氏

宮下くんはそう言って、優しい顔でニカッと笑った。

最後まで、私に優しくしてくれた宮下くん。


宮下くんとは手を繋いだことはあったけど、キスすらしてない。

今思えば、私は大切にされていた。



けれどお互いの呼び方は、名前から苗字に戻ってしまったけど…

私たちの関係は、完全に終わってはないようだ。




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懐かしい時間から、現在の時間に戻る。


郵便局で偶然再会した、同級生の宮下くんは中学の元カレだったのだ。



「お前、最近彼氏できたんだって?」

「え"!!なんで!!?」


宮下くんが、そんなこと知ってんの!?




「中学んときの連中から噂で聞いた」

「そ、そうなの?」


噂ってなに?

そんな噂になることなの?