初恋はレンタル彼氏

トンっ





そんなことを考えていると、後ろから誰かに肩を叩かれた。

振り返ると…



『み、宮下くん!』


肩を叩いたのは、宮下くんだったみたいだ。


同じクラスの宮下くんも、私と同じく立候補で応援団に決まっていた。




『なぁ、消しゴム持ってねえ?』

『消しゴム…?あるよ』


ペンケースから消しゴムを出し、宮下くんに渡す。



『悪りぃ。ふでばこ忘れちゃってさ…』

『ううん。き、気にしないで』


さりげなく宮下くんと話すの初めて!

人気者と話すの、めっちゃ緊張する~~~




『高坂さ…あんま応援団とかって、本当は苦手だろ?』

『え゛…』


なに急にっ




『やっぱり。そうだろ?』


私の表情をみて、見透かしたような顔をする宮下くん。




『な、なんでわかるの?』

『お前普段からそんなに積極的なタイプじゃねえじゃん。こうゆうのって、人前に出たりすんのが好きなやつがやるだろ』