初恋はレンタル彼氏

ホウキを持ってきてくれた未夢が、下駄箱の中の砂と、床にこぼれた砂を掃いてくれた。


私が「ごめんね」と言うと、

未夢は「気にしないで」と優しく笑った。



それだけで救われる。











「あーおいしかったね♪」



数時間後

未夢とお昼ご飯を済ませた私は、二人でショッピングビルが立ち並ぶ駅前をブラブラ歩いていた。



こんなふうに、友達と放課後遊ぶなんて初めて!

楽しくて、愛梨のことなんて忘れてしまう。





「もうすぐ夏休みだね」

「そうだね」

「あ!」