「どうしたの?げっ…!」


自分の下駄箱を開けると、下駄箱から大量の砂が出てくる。

未夢も驚いていた。


私は「またか…」と思っただけで、そこまで驚くことは正直なかった。

これも、愛梨の仕業だとわかったからだ。




愛梨からの嫌がらせは、数日たった今でも続いていた。


上履きがなくなっていたり…

机に落書きされていたり…

教科書をやぶかれたり…

いたずらメール…




そんなことが続いていた。