初恋はレンタル彼氏

未夢は立ち止まり、校内にある自動販売機を指差した。

私は「うん…」と一言言って、自動販売機の近くにあるベンチに腰かけた。

未夢は自動販売機で、冷たいミルクティーを買ってくれた。




「はいよ」

「ありがとう…」


未夢から、ミルクティーを受けとる。






「ごめんね。私…財布教室に置きっぱなしで……教室行ったら返すから」

「そんなのいいって。今はそんなことよりも…莉緒のそのケガの方が問題でしょ?」


未夢はそう言って、自分の分のミルクティーのふたを開けた。