初恋はレンタル彼氏

「うちのお母さん、主婦とか…家事とか昔から向いてなくて。私を産んですぐに仕事始めたみたいで…お父さんはそれが面白くなかったみたい。外でバリバリ働くより、家で家庭を守って欲しかったのかも」


それが原因でよくケンカしてたもんな…




「…で、親父は現在を受け止められなくて、他の女に走ったんだ」


玲はお菓子を食べながら言う。




「みたいだよ。お母さんは、お父さんが浮気してる事実を知っても、別にどうでも良さそうだったよ。『男なんだから、そうゆうことがあったって不思議じゃない』って、いつも口癖のように言ってるしね」

「強い母ちゃんだな。」

「そうなんだよね(汗)うちのお母さん、むかしから口悪いし、怖いし、サバサバしてて…」

「いいと思うよ、そういう母親」

「お父さんも、きっともっとお母さんにかまって欲しかったんだろうね。まあ、浮気相手に逃げたお父さんは悪いけど、お母さんのことは本気で好きだっただろうし」



お父さんがもっと大人で、

お母さんがもっと女らしかったら、


もしかしたら、離婚なんてしてなかったかもしれないなあ。





「あ、玲の両親は?どんな人なの?