初恋はレンタル彼氏

「…ん?」

「……キスしていい?」

「!」


ちょっと切ない玲の表情。





今の私たちには、ちょっと距離があることに…

お互いがよくわかってる…




「…私からしていい?」

「!」


玲から目をそらして言った私。




今は愛梨のことよりも…

これからのことよりも…


玲に触れていたい…





いや。


玲に触れたかった…







「…いいよ」


少し驚いた顔をしたあと、玲は口元をくっと上げて言った。



私はゆっくりと玲に近づく…


玲も私のキスを待っているような姿勢をとる。




またゆっくりゆっくり…

玲に近づく…