初恋はレンタル彼氏

「ああ。かなりのお嬢らしいって情報は掴んだ。俺の友達が、あいつが高級車から降りてくんの見たり…付き人かボディーガードらしい奴と歩いてんの見たことあるんだ」

「付き人?ボディーガード??」


私には非現実過ぎて、意味がわからないんですけど…





「でも思い返してみれば、朝比奈が金持ちだって言われると納得できるよ。俺んちに勝手に侵入して、盗聴器つけたり…」

「あ…」

「俺らを尾行するやつを雇ったり…」

「…そうだったね」


言われてみれば…




「あんなこと…金もってなければ、女子高生にはできねえことだもんな」

「うん…」


ますます怖くなる。

愛梨の正体が、もっと謎になる…





ぽん




すると、玲は私の頭をぽんと撫でた。




「心配すんな。お前には俺がついてるから…」

「・・・・」


優しい顔…

そんなこと言われたら、ますます好きになっちゃうよ…


愛梨のことなんて、

怖くなんかなくなっちゃうよ…



「莉緒…」