初恋はレンタル彼氏

ビクーっ!


突然、玲の部屋のドアが開いた。





「…よう」


び、びっくりした!



「入れよ」

「う、うん」


玲の部屋に入る私。



部屋に入ると、部屋の電気は消えていて、ベットの横のスタンドの電気だけがついていた。

薄暗くて、なんだかロマンティックだ。




「これ飲む?」

「あ、いつもの紅茶」


テーブルには、玲の家でいつも飲むあの紅茶が、マグカップから湯気をだしている。




「お前これ好きだろ?」

「うんっ、ありがとう」


私は床に腰を下ろし、マグカップを持ち紅茶を一口のんだ。




「・・・」

「…………」


玲は私の隣に腰を下ろすと、なにもしゃべらない。


この空気が気まずい…


『なんで呼び出したの?』なんて、とても聞ける雰囲気じゃない。