初恋はレンタル彼氏

玲は足を開いてブランコに座りながら、私に聞いてきた。



「ぜ、全部…」

「・・・(汗)」


どうせバカですよっ




「じゃあ勉強すっか…」

「勉強?」

「うん。期末までの土・日は、俺が勉強教えてやるよ」

「え、本当!?」


ラッキー!

これで順位上がるかも!?




「いいよ。俺も人に教えられる立場じゃねえけど、ひとりでやるよりかはいいだろ」

「うん、そうだよね。ありがとう、玲」

「いいえ。」


玲はそう言って、ブランコから降りた。




「そろそろ行くか」

「うん…」


私はかばんを持って、玲と公園をあとにする。




「今日はここでいいよ。家すぐそこだから…」

「いや、送ってく…」

「でも…」

「いいから」


私より先にスタスタと先に行ってしまう玲。

またちょっと…

玲が怒っているような感じがした。