初恋はレンタル彼氏

「れ、玲っ」

また玲に抱っこされてる!

そして、みんなにキャーキャー言われてる。



「今回はおろさねえからな。おとなしくしてろよ」

「……!」


玲のその言葉に、もう足の痛みなんか忘れてる。

やっぱり恋ってすごい…






「あら、高坂さんまた来たの?今日は災難ね…」


と、保健室に行ったら保健の先生に笑われた。


私の親指は、誰かに強く踏まれたため、爪が半分剥けてしまったみたいだった。


先生は「棒引きみたいな競技には、よくあるケガだ」と言っていた。

私は「それもそうだな」と思ったけど、玲は私の横でずっと怖い顔をしていた。



その後

私の残された競技は、創作ダンスだけ。


ハッピを着てハチマキを巻き、みんなでそう乱舞しを踊った。

それは何事もなく終わり、あっという間に結果発表。




『優勝は・・・赤組!』

「キャーーーー!!」


あっさり負けた。


私がケガして、足引っ張ったせいかな。

私の周りのオーラは、どよーんと暗い。






『続いて、応援賞の発表です。応援賞は……白組!』