初恋はレンタル彼氏

グリっ


痛ーーーーーー!



突然、右足の親指に激しい傷みが…!



なにこれっ

ちょー痛いっっ!


けれど立ち止まるわけにいかない。

私は痛みをこらえて、なんとか競技を最後まで終えた。





『赤組の勝ちです』

「イエーイ」


結果は私たちの負け。

わずか一点差で、負けてしまった…





「負けちゃったね」

「しょうがないよー」


周りから聞こえる声。




「高坂さん、大丈夫!?足から血が出てるよ!?」

「え?」


応援席に戻るなり、女子が私の足元のケガに気付く。

ふと下を見ると、右足の親指から血が出ている。

棒引きは裸足で行うため、砂と血が混じってしまっている感じ。




「早く洗え!」

「っ!」


また突然に、体が宙に浮く。