初恋はレンタル彼氏

夕食時。

私はキッチンで優さんの手伝いをしていた。


私が野菜や肉を切り、優さんはスープを作っている。




「優さん、料理上手ですね。すごい本格的で」

「そんなことないよー。まあ親が料理は凝る方だったから、なんか本格的っぽくなっちゃうんだよね(笑)」


優さんはアハハと笑った。



美人で料理上手で、ますます優さんに憧れちゃうなー

こんな人がお姉さんで、羨ましいな。





ちょんちょん




すると、優さんに肩を叩かれた。



「なんですか?」

「しーーーっ」




優さんは、りリビングでテレビを観ている玲に気づかれないように、小さい声を出しながら言った。




「…玲ともうちゅうした?」

「え!?」

「しーーーっ」

「あ…」


思わず大声を出してしまい、口を手でおさえる。





「ねえ、した?」