初恋はレンタル彼氏

「!」


玲は私の耳元で、ものすごく小さい声でそう言った。


玲…



私はなにも言わず、玲の胸に体を預けた。

すると玲は私の肩まである髪の毛を耳にかけ、私の頬に手を添える。


キスされる…

すぐわかった。



拒否しようと思った。

でも体はそれに、抵抗していた。


この先傷ついてしまうかもしれないことよりも、玲からのキスを求めている自分がいた。





「…ん」


徐々に激しさを増すキス。

私はそれを受け入れながら、玲た抱きつく。


いつもは控え目のくせに…

こんなの自分じゃないみたいだ。




「あ…玲」


唇が一瞬離れたと思ったら、今度は私の首筋にキスをする玲。




「…お前・・ここも冷たいな」

「れ、玲…くすぐったい…」

「…お前が悪い」

「あ、あたし!?」

「お前が俺のスイッチいれたんだろ」

「な、なにそれ」