初恋はレンタル彼氏

ドアをノックする音が聞こえてくる。



「着替え終わった?」

「あ、うん…今開ける~」


ドアの鍵を開ける私。



ガチャ


すると、すぐに部屋のドアが開いた。






「服、ありがとう」

「…ブカブカだな」


部屋に入ってきた玲は、私を見てフッと笑う。




「はは、でもこっちの方がなんか落ち着く~ってゆうか、なに?紅茶?」


玲の手元にはマグカップがあり、中から湯気がででいる。

マグカップからの香りと、中の色でなんとなくその飲み物が紅茶だとわかった。





「飲めよ」

「わぁ、ありがとう!温かいの飲みたかったんだー」


玲からマグカップを受け取り、紅茶にふぅと息を吹き掛け一口飲む。




「おいし…」


温かい紅茶が、冷えた体をぽっと温める。

しかもこの紅茶…

私が知ってる紅茶の味とはちょっと違う…


上品で、なんか味が深いような(?)

高い紅茶なのかな?

とにかくものすごくおいしい!