初恋はレンタル彼氏

「えっ?」


吉田くん?





「あいつも応援団だし…俺とお前の次に重要な役目の”太鼓"だから、なんとかやってくれるよ」


そっか…

吉田くんも応援団だったね。


いつも太鼓叩いてるから、視界にあんまり入ってなかった(笑)







「でも…吉田くんに悪くない?」


なんかパシりみたいで、かわいそう…




「大丈夫だよ。あいつと俺は、昔からの付き合いだし…明日からまた頑張るから、今日だけ休ませろ」

「わかったよ」


私はクスクスと笑う。



内心は、玲と早退できることが嬉しい。

玲と一緒にいれるだけで、本当に嬉しいんだ…







「早速行くぞ」

「え、あ、うんっ」

「お前、かばんは教室?」

「うん、玲は?」

「俺は下駄箱にあるから、お前かばん持ってこい。俺、下駄箱にいるから」

「わかった!」