それでも俊也は臆さない。 無数の槍など目にも入っていない。 「お前はおかしいだろ!!!」 俺は声の出る限り叫んだ。 「・・・なんだと!? 私はやられたからやり返す。 そんな簡単な手段をとっているだけだ。」 俺はただただ叫び続ける。 「・・・ざけんなッ!!!!!! お前が言ってんのはこの国のほんのわずかだろ!! ・・・この国は確かに醜い争いを起こしてる! でもな!!! そんな奴わずかしかいねぇんだよ!!!!!」 俺は一回息を吸う。 王は俺に気おされているのか黙ったままだ。