----- 大学1年の6月、 高校3の夏から付き合い出した俺と百合子の関係が 冷め切った気配がしていた時期。 その日は急遽バイトが無くなり、一ヶ月前から兄貴とルームシェアをしているアパートに帰ると、見慣れた靴と鞄が家にあった。 聞こえるのは寝室からの吐息。 大地と百合子、2人に裏切られたあの日。 俺は、素早く音を立てず外に出て、果歩に連絡をし、 2人で朝までカラオケで歌いまくった。 頭がぐちゃぐちゃで、心もぐちゃぐちゃ。 何もかもに整理がつかなかった。 -------