ハスキーボイスで酔わせて



「足元気をつけて行きなさい」


下駄を吐く私を玄関まで母親は見送ってくれる。

その時、耳元で小さくこう呟いた。


「…今度、彼氏紹介してね」

「っ!////」


赤面しながら母親を見つめると、


「もちろんお父さんがいない時に、ね」


と言葉を付け足した。



「んん?おぉ…彩か」


そんな時フラッと現れた父親。