その時、ん?と春樹さんが何かに気づいたみたいだ。 「何かいい匂いするな…。今日はカレーか!」 「当たりです!」 嬉しそうに話す春樹さんに、私まで嬉しくなる。 まだ春樹さんが帰ってくるまで時間があったから、 手早く作れるカレーを作って帰りを待っていたのだ。 「彩のカレー美味いんだよな、腹減ってたからナイスタイミングだぜ」 二人手を繋ぎながら、廊下を歩きリビングへ。