ハスキーボイスで酔わせて



学校が終わって、私は一目散に自宅へ。


「ただいまー」


古びた日本家屋は昭和初期から建っている。

私的には洋風でおしゃれな家に住むのが夢なんだけどな…。


バタバタと二階へ上がる私の足音に、
母親がおかえりなさいと声をかける。


自分の部屋に着くなり制服を脱いで私服に着替え。


そして再びバタバタと一階へ駆け下りた。


台所に寄って、冷蔵庫からお茶を取り出し口飲み。



「ダメよ、彩。ちゃんとコップ使わないと。はしたないわ」

「気をつけます…っ!」