ハスキーボイスで酔わせて



挨拶の帰り、私と春樹さんは手を繋ぎながら近所を歩いていた。


通り過ぎる周りの目が時々痛いけど、
もう隠す必要なんてない。



堂々と交際宣言をしたのだから、

誰に遠慮することもないのだ。





「春樹さん、空見て下さい!」



私がそういうと春樹さんはふと空を見上げた。



そこには真っ赤な夕日が浮かんでいて、


空は綺麗な茜色に染まっていたのだ。



「夕方になって涼しくなったよな。秋が近づいてる証拠だ」



目を細めて夕日を眺めながら話す春樹さんの横顔を見上げる私。



ーー春樹さん、いつ見てもかっこいいな…///

こんな人が彼氏なんて、私最高に幸せ者だなぁ////