ハスキーボイスで酔わせて



それから数日後、
春樹さんは私の親に改めて挨拶をしにきてくれた。


今回の件で迷惑をかけてしまったことのお詫びと、
私との交際を認めてもらうために。



母親はもちろん賛成で、

悪いわねぇと嬉しそうに、春樹さんにサインと写メをお願いしていた。



しかし父親は春樹さんを見るや否や、




「ワシは認めんぞー!!認めーんっっっ!!」



子どもみたいにただこねをし、春樹さんを門前払いする始末。



「彩を春樹さんに取られるのが寂しいだけなのよ〜」



と、ふふふと笑いながら母親は父親の心理を意図も簡単に読み取っていた。




父親の了解を得るのは、
まだまだ先になりそうかも…。