ハスキーボイスで酔わせて


学校内は一時の騒ぎから要約沈静化して

普段通りの生活に戻った。


しかし春樹さんファンからの嫌がらせは未だに続き、
辛い、苦しいというよりもまだやるのかと半ば飽きれた目で見ていた。


何をされようが、
何を言われようが私は私だし、


私の恋人は春樹さんだけ。


心無いイジメなんかに負けるほど、春樹さんへの気持ちは簡単に弱くなったりしないのだ。



「あ、彩彩!」




教室へ行くなりいつもの三人組が慌てて私に近寄ってきて、

グイグイと腕を引っ張り教室の角へと連れられた。