ハスキーボイスで酔わせて



春樹さんと話して、早数日。


あの時の電話で話した通り、
私たちはずっと会わずに連絡も途絶えたまま距離を置いている。



私はただ…ジッと時間が過ぎるのを待つことしか出来ないのだ。




「そっか。やっぱりね」

「…どういうことですか?」





クスと笑いながら眼鏡を直した諏訪さんに複雑な気持ちを抱えたまま聞き返すと、

実はね…と発覚当時のやり取りを語り始めてくれた。




社長とのやり取り。
舞台の話。
私に対する春樹さんの気持ち…。