ハスキーボイスで酔わせて



「だってまだ彩ちゃん高校生だし、色んな人と出逢うじゃないですか。それに俺達みたいな業界人と付き合うより、同じ世代の子と付き合った方がリスク少ないと思いません?」



その言葉にだよな…と深いため息をつく春樹さん。


「…正直、付き合う前からそれはずっと感じてた。いつかこういう日が来るって。ただでさえうちの社長は昔っからスキャンダル嫌うしよ」



ガックリと肩を落としながらも、要約箸へ手が伸びる。




「とりあえず彩ちゃんと話をしてから。ですね」



ズズズーと最後の麺を駆け込む諏訪さんの隣で、
一人考え深げに春樹さんはラーメンを食べ始めた。