あっという間に夕方。 風もどこか冷たく感じられて、 秋の気配がすぐそこまできているような感覚だ。 俺達は結局適当に店を見つけ遅めの昼を食べた後、車でそのままドライブをしながら旅館へ向かった。 彩も時折笑みが零れたり、楽しそうな会話をしてくれて、 要約だが彩らしさが出てきた様子だ。 「うわぁ…!すごい!!////」 旅館に着き、部屋を見た彩が思わず声をあげる。 それは部屋の窓から海が一望出来る大パノラマな景色だったからだ。