そうですね…とか細く呟いた瞬間、ほんの少しだけ横顔が見えた。 声色と表情からして怒ってる感じではなさそうだ。 「知り合いから美味いうどん屋の場所聞いたんだ!今から行こう」 こっちに来るにあたって、あらかじめ友人から様々な情報をかき集めている。 それで彩が喜んでくれたらいいんだけど…。 ーー数十分後。 「すみませーん、今店内満席なんですよー。待ち時間が三十分なんですけどどうされますか?」 まさかの満席とは…。 つか、タイミング悪過ぎだろっ!!