ハスキーボイスで酔わせて


その日の学校が終了し、部活を終えた私。


空は赤く染まっていて、
六時過ぎてもまだまだ辺りは明るい。




「春樹さんに電話しようかな…」




部活のメンバーと校門前で別れた私は、
そのまま自宅へ帰宅する為に歩き始める。



ポケットから携帯を取り出し電話しようとした時、

目の前に見覚えのある車が一台止まっていることに気づいた。




ーーえ?////



思わず足早に車に近づき車内を覗き込むと、

そこには春樹さんが運転席に座って、煙草を吸っていたのだ。