「…ありがとうございました」
真っ暗になった秋の空。
しかし変わりやすい天気のせいで、いきなりの大雨が降ってきた。
「世の中にはアホな男がいるからね。気をつけないと」
そう言って学校からほど近いカフェで熱いコーヒーを飲むのは、諏訪さんだ。
「でも何であんな場所に…?」
「春樹さんが彩ちゃんの文化祭行きたがってて、たまたま近く通ったから見て行こうかなーって思ったらあんな現場に遭遇した。ってワケ」
窓際のカウンター席で肩を並べながら話す私達。
クスクス笑う横顔をチラリと見ては再び目線を落とす私。
緊張するなぁ…やっぱ///
春樹さんの横は慣れてるけど、別の人だと慣れないせいかドキドキしてしまう。


