ハスキーボイスで酔わせて



鼻も高いからサングラスがよく似合うし、
顔も小さいから帽子も似合う。


手足も長くて私服だっておしゃれ。


まさに非の打ち所が無いってこういうことを言うんだろう。



はぁ…同じ人間なのに、私とこうも違うなんて。

神様は意地悪だよ。



コンプレックスだらけの私と違って、
春樹さんはそういうの無いんだろうなぁ…。



「じゃ、行きますか!」



これから始まる楽しい一日に胸を踊らせた私を乗せて、
車はゆっくりと走り出した。